ラビット撮影日記

撮影記やちょっとした運用の小ネタ。

機材紹介

 忘備録も兼ねて今までに使ってきた機材、作例なんかを色々紹介していきたいと思います。

 

まずは所有している機材一覧でも

 

カメラ

Nikon D5300

Nikon D750

 

レンズ

・AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II

・AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED

・AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED

・AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR

・AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED

・AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

 

 

並べてみると自分が思ってるより所有していたと実感。

それぞれ一台ずつ、使ってみての感想や所感、作例などをご紹介していこうと思います。

 

NikonD5300

△これの右側

 元々鉄道旅行が好きだった私。初めてのカメラはその時に親の使わなくなった一眼レフを譲ってもらったのが最初。それがD5300。カメラ界隈では「まずはコンデジ、慣れたらAPS-C機の一眼レフ*1」と言われたり、アドバイスされる機会が多いですがいきなりその順序をすっ飛ばしてしまったのです。

 その時に、18mm-55mmDXの標準レンズと一緒にもらいました。確か2018年の秋ぐらいの時だった気がします。最初期に撮っていた写真がこちら。

 

記念すべき一眼レフでの最初の写真。

快速急行片瀬江ノ島行も過去の物に。記録って大事ですね。

209系がここに来る回数も減りました。

 過去写真をかなり漁りましたが、結構貴重な写真ばかり出てきました。当時はまだカメラ用語も、撮り方も殆ど分からず右往左往していた時代。高校では写真部に入り、その同級生たち、後輩たちが「家で飼っている猫や犬を、、」や、「近所の公園の花を撮っています」が多い中で一人だけ「電車に揺られ秘境で写真を撮っています」はかなり異色の存在でしたが、思えば一眼レフを持った時から始まっていました。

 

 この後、後述の望遠レンズを購入したりなどで腕を鍛えつつするわけなんですが、この頃は「とにかく撮る、馴れる」でやっていた記憶。徐々に腕前も上がりつつ、高校入学後は帰宅時間が遅くなることを利用して、夜景を撮ったりしました。

 

雰囲気が怖い。

 APS-C機の弱点は、センサーが弱いことに起因する「暗い場所に弱い」なのですが、Nikon機はかつて軍事目的(戦場カメラマンなど)に作られた経緯を持つこともあり、暗い場所でもそこそこの威力を発揮していました。この頃になると、設定のいじり方、MFでのピント合わせなどに慣れてきました。

 

Nikon D750

左側。フルサイズなので一回り大きいのが一目でわかると思います。

 2021年に新たに購入。D5300でそこそこ鍛えて、ポートレートや夜景などの分野に挑戦したいと考え購入しました。フルサイズ機*2の中でもD610、D750、D810などの選択肢がありましたが、知り合いがD750を使っていたことや、Nikonのフルサイズ機ではコスパが良いことが決め手となり購入しました。

 

APS-C機と比べ発色が一段階良いのが特徴。

 当然ながら良いことづくめという訳にもいかず、幾つか弱点も。まずは重さ。これがかなり重い。後述のレンズと合わせると時には10kg近くあるんじゃないかと錯覚することも。疲労が蓄積しているときにはあまり持ちたくないものに。2つ目はお値段。とにかくお高い。収入はあるとはいえ、カメラの値段を前にすると雀の涙程度なので中古で状態のいいものを探す日々が続きました。

 それでも夜景撮影などのモチベはかなり向上しましたし、RAW現像が楽しくなるという趣味をするうえで大切な精神衛生の向上もあり、悪くない買い物をしたなと実感。

 

ここからはレンズについて書いていこうと思います。

 

AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II

 

D5300と共に親から譲受。

 一番最初に手に取ったレンズ。D5300のレンズキットでもあり、手にした方も多いのでは無いでしょうか。後述の望遠レンズまでは暫くこれ1本の時期が長かったこともあり、思い出深いレンズでもあります。

 使ってきての特徴は「特にない」です。裏を返せば無難、突出した長所も短所もなく、扱いやすいことだと思います。またかなりコンパクトで、お散歩程度ならこれ1本で済むのではないか??と思えるほど、軽さも十分です。一眼レフを持つなら最初にお勧めしたいレンズでもあります。

 

AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR

 

ラゾーナ川崎ビックカメラで1万5000円ぐらいだった。

 本格的に鉄道写真を極めるようになってから購入したのがこちらの望遠レンズ。こちらもAPS-C機である所以か、軽量かつ持ち運びも比較的容易でした。また中古良品なら2万円もあればお釣りが来るぐらいのお値段で販売されているのも特筆すべき点。また、D5300のダブルズームキットでは先述のレンズと共に付いてきてかなりお得感あります。

 

今は無き外房線10両編成。発色も良い感じです。

 そんなレンズの作例。1月2日の大網駅での一枚です。この日は快晴であることが幸いして、良い感じの一枚に。先述のレンズ共々そこまで不満は無かったですが、一つ上げるとすれば「フレア」や「ゴースト」が発生しやすい点。これはもうレンズの個体差やフィルターなどがあるのでしょうがない感はありますが広角レンズと比較してかなり気になる方ではありました。

 またAFも合うのが遅かったりなどあり、失敗することも多々存在。MFや置きピンの練習をし始めたのもこの頃からなので練習になったといえば練習になった。

 

AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED

 

屋外での使用実績はなし。

 APS-C機専用の広角レンズ。こちらは降って湧いたようなもので、親の不要になったレンズの押し付けみたいなものです。既にD750がメイン機として活躍、あまり12㎜を使う機会が無いことが災いし、防湿庫の肥やしに。流石にもったいないので今度使ってみようと思います。

 調べてみたところ、これのフルサイズ版はお値段10万前後。夜景撮影に使うことを考えれば、三脚使用なども勘案しコスパでは悪くないレンズだと考えられます。ともかく一回ぐらい使ってみます。

 

AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED

 

D750より導入時期は少し後。

 D750の導入と同時に購入...した訳ではない。当時はまだD5300と併用していくこと前提だったこともあり、D750の購入から3ヶ月ほど遅れて購入。自分の中で標準レンズは18㎜-70㎜か、この24㎜-120mmのどっちかだったのだが、120㎜までズームが効くのは汎用性が高いと考えこちらを購入。新宿のマップカメラでそこそこのお値段で購入した。結果は大成功。分かりやすく言えば、痒い所に手が届く存在になった。

 

夜景のモチベが上がったレンズでもある。

 24㎜から使えるのは上の写真のように東京駅などの横長の被写体に最適なレンズとなり、FXフォーマット*3のレンズの中では上位に位置付けられるほどの存在までに。

生まれ故郷で一枚。

 逆光耐性もそれなりにあり、より撮影を楽しめるようになったレンズであった。上の写真のようにハイビームの条件下ではどうしても現像時に色が落ちやすくなったり、白飛びなど起こす可能性が高くなるのだが、それら欠点を感じさせない完成度。王道なのは24mm-70mm F2.8などの大三元レンズなのだが、正直そこまでいかなくても良いんじゃないかと真剣に考えるレベルだった。

 

冬の松本城。このレンズの初めての旅行でした。

 点数をつけろと言われたら100点中90点ぐらい。欠点を上げるとすればAFの速度が少し遅いかな??と感じるぐらい。そこはもう妥協点。

 

AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED

 

お試し的要素が強かった。今では準レギュラー。

 なんの目的で購入したか、あまり鮮明に覚えていないのだがD750より1週間遅れて導入。確かこっちはヤフオクで5万円するかしないかだったので買った記憶がある。後述のレンズの性能が凄すぎて初期はあまり出番が少なかったのだが、2022年5月以降出番が急増。というのも流行り病に罹ってしまい、体力が落ちたことが主要因。

 

フルサイズ機の中ではコンパクトなので学校帰りなどに。

 このレンズの特徴といえばフルサイズ機の長所を持ったままコンパクトな所ではないか。学校帰りに有難い一台となった。正直RAW現像すればなんとかなる節はあるし、最近はお仕事の方でPhotoshopLightroomなどを使う機会が増えてきたため、このレンズでも事足りる機会がだんだん増えてきたように感じる。

 

追従速度もそこそこ

 AFの追従速度も不満を感じないレベルでもあるし、欠点という欠点を感じた機会は多くはない。強いて言うなら300㎜で撮影したときの手振れ補正が少し機能してないか??と感じるぐらいだろうか。そもそもF値が通しでない以上*4こればっかりは妥協点、と考えるしかないのでは。

 

AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

 

珍しく即決で購入した。とにかくでかい。

 最後は大正義の大三元レンズの望遠版、70mm-200mm F2.8である。こちらはD750と同時に導入。確か新宿のマップカメラで25万円ほどで売られおり、*5店員さんに「D750を購入するならこれを一緒に購入した方が良い」と30分近く熱弁され、銀行口座とご相談した結果1万円ちょい値引きして頂いて購入したレンズ。

 中古とはいえ流石は純正の大三元レンズ。不満に思ったことは重さぐらいだ。

 

型落ちの中古とは思わせない描写。

 特筆すべき点が多すぎてもはやすべてが特筆点となるレンズですが、なんといってもAF性能は最初に出てくる高評価ポイント。置きピンを諦めた時でもAF性能が強すぎるがために差を感じたことが少ないです。

 

買って後悔したことが無い。

 そしてF2.8通しから起因する「ぼけ」も凄い。こらちはF5.6での撮影だが、ここまでボケるものなのか...と驚いていた。同時に、レンズの性能は妥協してはいけないと実感したときでもあった。

 

F2.8を使う機会もそれなりに。

 フルサイズ機+F2.8もかなり魅力的。撮影当日はそこそこ風が強く、SS125まで上げないと撮れない状況下において、F値開放とすることで実現。ノイズやフレア、ゴーストなども殆ど出ず、まさにレンズの沼にハマってしまった。

 

とにかくでかい。

 弱点...と言えば大きさだろうか。このレンズの購入の際に、防湿庫をもう一回り大きいサイズに買い替えた経緯を持つレベル。PCのディスプレイの上にまで迫る勢いで有ることからかなり大きいことが明白だろう。

 

 

以上、機材紹介でした。

*1:APS-C...Nikonでは別名DX機とも。カメラのセンサーの大きさが約23.6mm×15.8mmのカメラが対象。メリットとしては機動性に長けることや、初期投資が比較的少なくて済む。デメリットは暗い場所に弱い。

*2:こちらはセンサーサイズが36㎜×24㎜の物を指す。メリットは暗いとこに強かったり、画角が広いこと。デメリットはレンズ、本体ともお値段お高め。

*3:NikonではAPS-C機をDX、フルサイズ機をFXと呼称する

*4:F2.8通し、F4通しなど。F値が固定のレンズ程お値段と重量が大きくなる傾向

*5:最上級品であった上に直近でクリーニング済みだった