ラビット撮影日記

撮影記やちょっとした運用の小ネタ。

上野線の3400形

 京成本線の起点駅なのに存在が薄い。

 

 京成本線のうち成田-成田空港を成田線と呼んだり、上野-青砥を上野線と呼んだり同じ本線でも印象がガラリと変わってくる区間。朝夕は勿論、日中でも影が薄い上野-青砥のお話です。

 博物館動物園駅という4両編成しか止まれなかった駅やら、京成上野駅建設の際に当時御料地だった上野公園の地下を通るために御前会議に召集されたり、悲しきかなスカイライナーの広告は日暮里-空港第2ビルで掲載されるなど、本数や乗降人員の話題よりもカオスな区間。当然ながらこの区間優等列車が毎時3本、スカイライナーが毎時3本(流行り病のせいでコロコロ変わってるのでようわからん)、普通が毎時6本という「あれ、、山手線との接続駅、、??」と思わせてくれる存在です。

 当然ながら優等列車が毎時3本では、3400形やかつての3600形などの少数派編成はそれだけやってくる確率も低いわけです。

 

日中は格下げされた特急。夕ラッシュ前を中心にまだまだ現存してます。

 京成上野駅の特徴といえば優等列車の折り返し時間が長いこと。2022年の改正より、特急成田空港行が快速京成佐倉行に短縮、格下げされたことも災いしてか、

 

快速特急京成上野行→快速特急京成成田行/25分

・快速京成上野行→快速京成佐倉行/22分-25分

の長時間折り返しが存在します。特にこの区間では日暮里-千住大橋では全ての各駅停車が先着(一部スカイライナーの退避は有り)、千住大橋から先でも京成高砂や京成小岩まで先着する各駅停車もあれば、青砥/京成高砂押上線からの快速成田空港行に接続する列車も存在するため、この区間の優等は軒並み乗車率が0%に近いです。(日暮里で一気に乗車してくるので千住大橋からでは確実に座れない)

 

発車5分前。先頭号車とは言え乗客は0人

 鉄道趣味者から見れば、この25分という折り返し時間は好きな編成や数少ない編成が来た時にはじっくり撮る時間が存在するのでちょっとウレシイ。あと京成上野駅はクーラーがガンガン効いてるので逆に夏場でも寒いぐらい。快適に過ごせます。

 

偶然過ぎる。(確信犯)

 丁度この時は3400形の優等列車が連続してたため撮れた絵。3418Fの検査期限が迫ってきたり、デジタル無線関連の工事が終わりを迎えてたりで2023年まで持つかわからない形式。期間限定で良いから京成沿線に住ましてくれ。できれば八幡か津田沼辺り

 

早起き。被りが心配でしたが無事に回避。

 どことなくここの区間は時間の流れが止まったかのように感じます。まさかスカイライナーも160㎞でここを走るわけではありませんからね。まさに都会の中の私鉄ローカル線といった具合に金町線、都電荒川線東武線の浅草-北千住などの近辺路線と共に独特の雰囲気を作り出してます。

 

今回は内容が薄いね!!!おわり!!!!!